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5-2 プロジェクト社内振り返り
プロジェクトの振り返りでは、フェーズ別、プロセス別、知識・分野別といった多角的な観点から成功と課題を見直し、次のプロジェクトに活かすアクションプランを策定しています。また、振り返り結果から、組織全体の知識を仕組化し、パフォーマンス向上の実現につなげています。
プロジェクト最後のアクションとして、社内プロジェクトメンバーでプロジェクトの振り返りを行います。
この振り返りは、チームの成長と改善につながる貴重な機会と考えており、プロジェクトメンバー間で成功した点や課題を整理し、今後のプロジェクトに活かすための知見を収集します。
社内プロジェクト振り返りの観点
プロジェクトフェーズ別
プロジェクトは通常、立ち上げ、計画、実行、次フェーズ計画、そして終結という5つのフェーズに分けられます。
それぞれのフェーズでの成功と課題を振り返ることで、プロジェクト全体の流れと、各段階におけるチームのパフォーマンスを評価します。
プロセス別
プロジェクトの主要なプロセス、つまり現状調査、課題分析、構想策定、施策具体化、そして浸透・定着までの一連の流れを振り返ります。
このアプローチは、具体的なアクションとそれに伴う成果を確認し、改善策を導き出すための要素となります。各プロセスがどれだけうまく機能したかを見直すことで、より良い方法を見つけることや、プロジェクトの進め方を柔軟に見直すことができます。
知識・分野別振り返り
スコープ計画・管理、スケジュール計画・管理、品質管理、リスク管理といった分野ごとに振り返りを行います。
この観点からは、それぞれの分野がどのようにプロジェクトの進行に寄与したかを見つけ出し、特定の領域での知識を強化する機会を模索します。
このように多角的な観点から振り返りを行うことで、成功事例や課題感、伸びしろを確認し、未来に向けた具体的なアクションプランを策定するための機会としています。
また、当社では、社内業務においても仕組み化を非常に重要視しています。
人の経験則や勘にもとづくノウハウ、仕事を重ねる中で身に着けたスキルといったメンバーそれぞれの中にある言語化されていない主観的なナレッジを言語化、仕組化することで、さらに組織全体のパフォーマンスを向上させることが可能となると考えています。
振り返りは単なる振り返りにとどまらず、未来への戦略的指針を描く重要な場です。
私たちは常にこのプロセスを進化させ、より良いサービスを提供することを目指しています。
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