3-1 プロジェクトチーム内の関係性づくり

プロジェクトの成功には、継続的な協力体制とお客様理解が欠かせません。お客様企業の方針や用語、関係者の特性を深く把握し、最適なコミュニケーションでプロジェクトを円滑に進めていくための関係づくりを重要視しています。

ここまで、プロジェクトの立ち上げ、計画とお客様との接点を複数回重ねてきましたが、協力体制を構築していくことは、この先も欠かせない重要な要素となります。

プロジェクトチーム内の関係性づくりは、本ステップに限らず常に重要視していく必要がありますが、ここではお客様のことを十分に知ることに重点を置き、理解を進めます。

お客様を十分に知るために重視しているポイント

お客様企業の理解

お客様の状況や考えを十分に理解するためには、プロジェクト関連情報にとどまらず、企業の方針や、その時々の熱量の高い事項を理解することが大切です。

お客様よりいただく資料や、インタビューから得る情報、その他コミュニケーションから、会社や組織の変遷、会社の方針、会社として熱量の高い事項の理解を深めます。

お客様企業の用語理解

お客様と共通言語で会話することを目的として、業界・お客様企業の社内用語の理解、関わりのある方の把握に努めます。

お客様に煩わしさを感じさせることなく、「〇〇チームの〇〇さんが~」のような、お客様が社内のメンバーと会話しているような感覚で当社コンサルタントに話していただける状態を目指しています。

また、一般的に使われる用語であっても企業によって意味が異なるケースがあるため、自身の解釈で判断せずに確認することを徹底しています。

お客様の用語理解においては、弊社独自にお客様企業の用語集を作成し理解するなどし、理解に努めています。

※留意点:XOP内では、お客様へ提供する役務のことを「サービス」「プロダクト」と呼んでいますが、お客様企業が「製品」と呼ばれている場合は、プロジェクト内では、「製品」の表現で統一します。

プロジェクト関係者理解

プロジェクトの成功には、お客様のご協力が不可欠です。

しかしながら、本プロジェクトに十分にリソースを活用できるお客様は多くなく、通常業務と並行して参画いただくケースがほとんどです。

お客様の限られた貴重なお時間を最大限活用いただき、お客様に煩わしさ、ストレスを感じさせることなくプロジェクトを進めていくため、プロジェクト関係者の立ち位置やコミュニケーションの志向性、考え方の理解を深め、お客様にあわせた推進をしていくことを大切にしています。

お客様との関係性においては、プロジェクトを前進させることにとどまらず、「話したら自分の考えが整理される」、「気づきをくれる」と思っていただける状態を目指しています。

2-5 WBS作成 3-2 オペレーション整備・マニュアル化

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