3-5 プロジェクト成果測定・方針最適化

プロジェクトの実行フェーズでは、定期的に成果を測定し、方向性を見直すことが重要です。成果の測定と方針の最適化を通じて、お客様のニーズに応えつつプロジェクトの価値を高めることを目指しています。

実行フェーズでは、計画にもとづいたオペレーションの仕組化、マニュアル化等のアウトプット作成が中心となりますが、その中でも、定期的にプロジェクト成果を測り、その後のプロジェクトの方向性の見直しや調整を行っていく必要があります。

また、プロジェクト成果を明らかにした後は、お客様のご意向を踏まえながらプロジェクト方針の最適化を行います。

プロジェクト成果測定のポイント

定期的な測定

プロジェクトの進行状況を常々柔軟に確認することが望ましいと考えておりますが、最低でも月に一度は成果を測定する機会を設けています。

両社の視点を含めて、プロジェクト計画に対する成果を定量的かつ具体的に評価します。

達成基準、評価基準の明確化

プロジェクトの成果を正確に把握するためには、達成基準と評価基準を明確にすることが不可欠です。

初期段階で基準を設定し、お客様と継続的にすり合わせを行うことで、プロジェクトの最終的な成果が双方にとって満足のいくものとなることを目指します。

達成可否のみではなく、理由もセットで明らかにする

単に目標の達成可否を確認するだけではなく、その理由もセットで示すことが重要です。

理由を明らかにすることで、お客様との認識を一致させるだけではなく、成功パターン、失敗パターンのナレッジを蓄積できる、新たな学びや改善点を発見できるなど、今後に活かすことが可能となります。

プロジェクトの最適化

お客様社内の方針や事業環境の変化により、プロジェクトで目指す状態やスコープ、その優先度が変化することは往々にして発生します。

プロジェクト開始当初に重要だと考えていたことが、そもそも必要ではなくなるといったケースもあります。

プロジェクト方針の最適化を行う際は、プロジェクト成果の測定結果をもとに軌道修正するだけではなく、お客様のご意向を十分に理解し、お客様が目指す姿や実現したい状態に向けて見直していく必要があります。

また、お客様のご意向をそのまま反映させるのではなく、お客様が求めるプロジェクト成果とゴール・ご要望・アクションが紐づいていることを確認し、それらを実現するための最適な戦略を構築します。

コンサルプロジェクトにおける成功の鍵は、プロジェクト成果の測定と最適化を効果的に実施していくことです。

私たちはお客様の期待に応えるだけでなく、プロジェクト全体をより価値あるものにしていくことを目指しています。

3-4 定例ミーティング 4-1 次フェーズの計画検討

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