My GPTs

MyGPTsの作り方・活用方法

最終更新日:2024.01.30作成日:2024.01.30

MyGPTsは、日常業務から学習、創造活動に至るまで幅広い用途に対応する革新的なAIツールです。この記事では、MyGPTsの基本操作から実際の活用例を解説し、あらゆるユーザーがこのツールを最大限に活用するためのヒントになればと思います。MyGPTsの機能を理解し、効果的な使い方をマスターすることで、仕事の効率化、学習の深化、創造的なアイデアの発展に大きく貢献できます。本記事を通じて、MyGPTsの活用方法を学んでいきましょう。

MyGPTsとは何か

MyGPTsは、最新の人工知能(AI)技術を活用したプログラムです。このプログラムは、テキストベースの対話や情報生成に特化しており、ユーザーと自然なコミュニケーションを行うことができます。この技術は、教育、ビジネス、エンターテインメント、研究など、さまざまな分野で利用されており、情報の取得やコミュニケーションの手段として大きな役割を果たしています。また、学習のサポートやアイデアの発想にも利用され、日常生活や仕事の効率化に貢献しています。簡潔に言えば、MyGPTsは人間の言語理解能力を模倣し、テキストベースのコミュニケーションでユーザーをサポートするAIツールです。その柔軟性と多機能性により、さまざまなニーズに対応し、幅広い分野で活用されていくことが期待されています。

MyGPTsでできることは何か

MyGPTsは非常に多くのことができる汎用的な人工知能ツールです。MyGPTsは情報検索と質問応答に優れており、あらゆるトピックに関する知識を提供し、質問に迅速かつ正確に答えます。また、文章生成能力も高く、ブログ記事やレポート、小説などの文書を生成するのに役立ちます。さらに、言語翻訳や要約も得意であり、異なる言語間でのコミュニケーションを支援します。また、クリエイティブなアイデアの発想にも貢献し、アート作品のコンセプトや新しいレシピの考案などに活用されます。教育分野でも利用が広がり、学習支援や教材作成に役立ちます。また、カスタマーサポートの一環としても使われ、顧客の質問に対応するのに効果的です。さらに、コーディング支援にも活用され、プログラミングに関する質問やコードの生成をサポートします。会話パートナーとしても利用でき、孤独を感じずに会話を楽しむことができます。医療情報提供や健康に関する質問にも応え、一般の人々に医療情報を提供します。総じて、MyGPTsは幅広い分野で情報提供、コミュニケーション、創造性のサポートなど、多くの役割を果たす汎用的なツールであると言えます。ただし、情報の正確性やセキュリティには十分な注意が必要であり、特に専門的なアドバイスが必要な場合は専門家の意見を求めることが重要です。

MyGPTsの作り方

AI技術と聞くと、難しいイメージを持たれる方が多いかと思いますが、MyGPTsの作成方法は意外にも難しくありません。この革命的な技術を活用するために、専門知識や高度なプログラミングスキルは必要ありません。シンプルな指示に従って、誰でも簡単にMyGPTsを作ることができます。試験的に作成したMyGPTsの作成手順をご紹介します。

  1. ChatGPTにログインする(https://chat.openai.com/

※MyGPTsを利用する際は、有料アカウントでの利用が必須となります

  1. Explore GPTsに接続
  2. Createボタンを押す
  3. GPT Builderが立ち上がる
  4. ChatGPTから質問されるので、チャット形式で答えていきます
  5. すべての質問に回答ができれば、MyGPTsの完成です

以上の6ステップで作成が完了しました。参考までに、どんなやり取りを行ったのかこちらに実際の対応画像も貼付しますので、イメージを掴んでいただければと思います。

MyGPTsの活用例

教育現場やビジネスなど、幅広く活用が期待されているMyGPTsに関して、具体的な活用事例を3つほど挙げさせていただきます。活用の仕方を参考にしていただき、別の分野でも同じような使い方ができないか考えるきっかけになればと思います。

  1. 医療分野での診断支援

MyGPTsは医療分野で診断支援ツールとして活躍が可能です。たとえば、病歴や症状、検査結果などのデータを基に、可能性のある疾患を提示し、診断の精度を高める助けになります。具体的には、ある患者が頭痛、めまい、視覚障害を訴えた場合、MyGPTsはこれらの症状を分析し、偏頭痛や脳腫瘍、緑内障などの疾患を挙げ、更なる検査を勧めるかもしれません。このプロセスは医師の診断を支援し、より迅速な治療方針の決定に寄与します。さらに、MyGPTsは患者の理解を深めるための教育ツールとしても使用が可能です。病気のメカニズム、治療方法、予防策など、患者が理解しやすい言葉で説明を提供することができます。これにより、患者は自身の健康状態についてより良く理解し、適切な医療判断を下すための助けとなります。

  1. 法律アドバイザリーと文書の作成

MyGPTsは法律業界でのアドバイザリーと文書作成の分野でも有用です。例えば、法律事務所がMyGPTsを使用して、クライアントからの一般的な法律相談に迅速に対応することが可能です。クライアントが特定の法律問題(例えば、労働法の違反や契約紛争)について相談した場合、MyGPTsは関連する法律情報、先行判例、推奨される行動方針を提供することができます。また、契約書や法的通知書などの文書作成にも利用が可能です。特定のケースの詳細を入力すると、MyGPTsはこれを基にして適切な文書を生成し、時間を節約し、ヒューマンエラーを減少させることができます。ただし、最終的な文書は法律専門家のレビューを推奨します。

  1. マーケティングと顧客エンゲージメント

MyGPTsはマーケティング戦略と顧客エンゲージメントの向上にも役立ちます。例えば、企業がソーシャルメディアキャンペーンを展開する際、MyGPTsはターゲットオーディエンスに合わせたコンテンツの作成を支援します。特定の消費者層に響くメッセージ、キャッチフレーズ、ビジュアルコンテンツの提案などが可能です。また、顧客サービスの領域では、MyGPTsはFAQの作成、顧客からの問い合わせへの返信、製品やサービスに関する情報の提供などにも使用可能です。リアルタイムでの顧客対応は、顧客満足度の向上に大きく貢献し、長期的な顧客関係の構築を支援します。

プラグインを活用しよう

プラグインとは、外部ツールやサービスをChatGPTと統合することを可能にする機能です。これにより、ユーザーはChatGPTの基本的な対話機能を超えて、特定のタスクや情報の取得に特化したサービスを利用できます。例えば、翻訳、ブラウザ検索、画像生成などの機能がプラグインとして組み込まれ、ChatGPTの対話を通じて直接アクセスできるようになります。便利なプラグイン機能ですが、ChatGPTの初期設定ではOFFになっていますので、設定画面より機能をONにして使用してください。

プラグインの活用事例をいくつかご紹介します。紹介するもの以外にも様々なものがありますので、ご自身の用途にあったものを見つけて、どんどん紐づけを行うと利便性が向上すると思います。

  1. ブラウザ検索プラグイン

このプラグインを使用すると、ChatGPTはインターネット上で情報を検索し、最新のデータや特定のトピックに関する情報を提供できます。例えば、ユーザーが最新の科学研究やニュース記事に関する情報を求めた場合、ChatGPTは実際のウェブページから関連情報を取得して回答します。

  1. 画像生成プラグイン

このプラグインを通じて、ChatGPTはユーザーの要求に基づいて独自の画像を生成できます。たとえば、ユーザーが特定の風景や抽象的なアートの描写を求める場合、ChatGPTは具体的な指示に従って画像を生成し、ビジュアルコンテンツを提供します。

  1. 言語翻訳プラグイン

ChatGPTは多言語翻訳のプラグインを利用して、異なる言語間でのコミュニケーションを支援します。ユーザーが特定の文章やフレーズを他の言語に翻訳してほしい場合、ChatGPTは即座に翻訳を行い、言語の壁を越えた対話を可能にします。

まとめ

MyGPTsは、カスタマイズが容易に行えることが最大の魅力だと考えます。何かツールを作成する場合、これまではエンジニアの力を借りずに作るのは難しかったと思いますが、MyGPTsを使用すればコードは不要で作成可能です。社内の資料をアップロードすれば、各会社にあった支援アプリケーションの作成ができます。

ChatGPTの有料版でのみ使用が可能ではありますが、現在1ヶ月20ドル(3,000円弱)からとなっており、エンジニア一人採用することを考えると試していただく価値はあるかもしれません。

株式会社クロス・オペレーショングループは、どの領域においても、〇〇 x Operation/Ops という両軸で価値提供をおこなっています。机上の空論や情報、アドバイスだけの提供ではなく、クライアントの現場における実行と浸透=オペレーション構築まで支援するのがクロス・オペレーショングループのコンサルティング職です。

もし、事業グロースのために

  • オペレーション構築・改善・強化を取り組みたい
  • ChatGPTを活用した、導入支援サービスに興味がある

という方がいらっしゃいましたら、株式会社クロス・オペレーショングループのことを思い出していただければと思います。

この記事を書いた人

Operation事業部

奥名 美和

コンタクトセンター/ITアウトソーシング企業に新卒入社。オペレーターからマネジメントまでを経験の後、人材サービス企業にて、カスタマーサクセスの事業立ち上げを経験。オペレーション設計・構築・運用を幅広く行うとともに、バックオフィスのオペレーション改革を実行。自身の強みとしている「オペレーション」を世の中の多くの企業へ広げていきたいと思いクロス・オペレーショングループに参画。お酒をこよなく愛する。特にラム酒が好き。

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