My GPTs

MyGPTの作り方を徹底解説!仕事で使えるオリジナルGPTを作成しよう

2024.01.30

2023年11月にリリースされたGPT Builder(GPTs)。自分好みのGPT「MyGPT」を作成できることで、世界中で話題となりました。

しかし、中には「MyGPTを作ってみたものの、思っていたほど精度が高くない」との声もあり、実用性に疑問を抱く人もいるようです。実務レベルで活用できるMyGPTを作るには、作成手順ごとのポイントを押さえておかなければなりません。

本記事では、MyGPTの作り方、MyGPTを作る際の注意点について解説します。「自分だけのChatGPTを作りたい」「仕事で使えるMyGPTを作りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

MyGPTの作り方

実用的なMyGPTを作るためには、まずは基本となる作り方を押さえることが重要です。MyGPTを作る際は、以下の手順で行いましょう。

  1. Creatの画面を開く
  2. 作りたいGPTを伝える
  3. GPTの名前を決める
  4. GPTの画像を決める
  5. GPT Builderの質問に回答する
  6. 作成完了
  7. 条件を変更する

それぞれの手順について詳しく解説します。

①Creat画面を開く

MyGPTを作るには、Creat画面を開く必要があります。Creat画面のひらき方は以下の通りです。

  1. ホーム画面左下のユーザー名をクリック
  2. MyGPTsをクリック
  3. Creat a GPTをクリック

これで、Creat画面を開けました。

②作りたいGPTを伝える

Creat画面を開いたら、GPT Builderに対して「どのようなGPTを作りたいのか」という具体的な指示を出していきます。

GPT Builderの質問に回答していくだけで、自分だけのMyGPTが完成するので、ChatGPTに振れたことがない人でも簡単に作成可能です。

GPT Builderは英語で質問してきますが、日本語で回答しても問題ありません。

英語が苦手な方は、最初に「日本語でお願いします。」と入力すると、GPT Builderが日本語で質問してくれるようになります。

③GPTの名前を決める

GPT Builderとのやり取りの中で、MyGPTの名前を提案してくれるタイミングがあります。

提案されたGPTの名前が気に入らないときは、「他の名前を提案してください。」と依頼すると、別の名前を提案してくれます。

MyGPTの名前は作成後に変更することもできるので、違和感がなければ「それでいいです。」と回答して次に進みましょう。

④GPTの画像を決める

GPT Builderは、GPTの画像(アイコン)も自動で生成してくれます。

MyGPTの顔ともいえる画像なので、なるべく自分のイメージに合う画像を選ぶと良いでしょう。

GPTの名前と同様に、画像が気に入らなければ「他の画像を生成してください。」と依頼すると、別のパターンの画像を生成してくれます。

自分のイメージにぴったりな画像を生成してもらえたら、「それでいいです。」と回答して次のステップに進みましょう。

⑤GPT Builderの質問に回答する

ここからは、どのようなGPTを作りたいかによって、GPT Builderからの質問内容が大きく変わります。

自分が求める条件を出来る限り具体的に伝えることで、イメージ通りにMyGPTが生成されます。

追加したい条件がある場合は、こちらから依頼するのも良いでしょう。

条件が具体的であればあるほど、理想に近いMyGPTを作れます。

⑥作成完了

Creat画面の右側にあるPreview画面では、作成途中のGPTがどのように動くかテストすることができます。

ある程度作成出来たら、右側のPreview画面で動かしてみて、問題なければ作成完了です。

最後の右上の「保存」をクリックして、公開先を選択します。

私だけ自分だけが利用できます。
リンクを持つ人のみリンクを共有した人だけが利用できます。
公開一般公開され、誰でも利用できるようになります。

3つ目の「公開」を選択すると、世界中の誰もが自由に利用できるようになります。

機密情報など重要な情報をGPTに読み込ませている場合は、いったん「私だけ」「リンクを持つ人のみ」を選んでおくと安心でしょう。

⑦条件を変更する

作成したMyGPTは、後から条件を変更することもできます。

実際に使用する中で「こういう機能も追加したい」「この機能は余計だった」などあれば、適宜条件の追加・削除を行いましょう。

まずはいったん最後まで作ってみて、使いながら理想のGPTに近づけていくのがポイントです。

MyGPTを作る際の注意点

MyGPTを作る際は、以下の2点に注意が必要です。

  • GPT Builderへのメッセージは具体的に
  • GPT Builderにメッセージを送りすぎない

それぞれ詳しく解説します。

GPT Builderへのメッセージは具体的に

GPT Builderへのメッセージは、可能な限り具体的に記述しましょう。

メッセージが抽象的になればなるほど、自分自身とGPTとの間で認識のズレが発生します。

メッセージの具体性を高めるためには、5W1Hを意識するのがポイントです。

  • When:いつ
  • Where:どこで
  • Who:だれが
  • What:何を
  • Why:なぜ
  • How:どのように

GPTは賢いので、ある程度はこちらの意図を読み取ってくれますが、明確に記述するに越したことはありません。

GPT Builderにメッセージを送りすぎない

GPT Builderを利用する際は、メッセージを遅れる回数に制限があることにも注意が必要です。

メッセージ回数は、3時間で50回程度が限度であり、メッセージを送りすぎると一定の時間使用できなくなります。

一つひとつのメッセージをなるべく具体的にして、メッセージ回数を節約するのも重要なポイントです。

まとめ:自分だけのMyGPTを作成しよう

MyGPTは、自分だけのオリジナルGPTを生成できるサービスです。本記事で紹介した作り方に沿って進めるだけで、仕事でも活用できるMyGPTが完成します。

MyGPTを作成するには、有料プランに登録する必要がありますが、有効活用できればそれ以上のリターンが得られるでしょう。ぜひ、いろいろと試行錯誤しながら、自分の相棒といえるMyGPTを作成してみてください。

この記事を書いた人

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