クライアント事例
Case Study
企業 | アスニカ株式会社 |
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業種 | ITサービス |
規模 | 10~30名 |
PJ概要 | 営業オペレーション構築/言語化・定義化、社内の知見および暗黙知の可視化 |
対談インタビュー
支援前の状況・課題
アスニカ株式会社の営業部長である宇辰さんが入社1年で感じたこととして、まず1つ大きな命題としては、営業の売上を上げることです。2つ目はマネジメント経験を活かしての次世代のマネージャーとリーダーを育てること、3つ目がオペレーション構築です。
売上が上がっていく中で、当然社員は増えて行きますが、その中で品質を統一したオペレーションができるように構築する、この3つになります。
クロス・オペレーショングループ選定の理由
XOPとのBizOpsプロジェクト開始のキッカケ
1つ悩みとしてあったのは、言語化ができていないことでした。本質はどこなのか、本当に必要なのは何なのかなど、言語化できていない問題を抱えていました。長年務めるメンバーはある程度インストールされていますが、それを次の世代にインストールできているかというと、全くできていないという状態でしたので、これをどうにか言語化できる方法はないかと色々調べて、XOPさんへ委託することになりました。それが初めのきっかけになります。
話を聞いた段階で、これはやらなくてはいけない、頭ではわかっているんですが行動に移すだけのリソースがないというのが悩みで、おそらく世の中の方も抱えている悩みかなと思います。原戸社長もこれを行動に移さなくてはならないことだが、始めるとすごいリソース取られて、恐らく中途半端にやって終わるだろうと、なかなか手が出せないということがあったため、それを一緒にやってくれるXOPさんにお任せしようと思い導入を決意しました。
BizOps構築に際するXOP社以外の選択肢
選択肢は見ていませんでした。見ていたとしてもおそらくどの会社もピンとはきてはいなかったと思います。業務効率化でマニュアル作成、その落とし込みなど、社内でやる様々なことは調べていましたが、結局どれもピンとはくるものはなく、できればお金をかけずにやりたいなというのが正直なところでしたが、XOPのサービスを聞いた時に、もうこれしかないなと正直思いました。
又、この段階でもう完成図が割とイメージできたこともあり、他を検討する余地もないですし、弊社が欲しかったもの、それ以上のものは恐らく得られるだろうとイメージが結びついたということが決め手となりました。XOPから提案頂く中で、フローや成果物を拝見し、例えば質問で「こうようなものがありますが、どうしたらいいですか」と問うと「これはこういうプロセスでやっていただくと良いですよ」とやりとりが全て明確になりました。だから、何の疑問もなく導入することにしました。
クロス・オペレーショングループの支援内容
BizOps構築に感じた可能性
アスニカ社の強みとしてプロダクト、ネームバリューは素晴らしいものだと自負していますが、これを理解した上で、もっと体系化して、誰でもできるようになればさらに伸びるのではないかという思いと、非常に優秀なメンバー、しかも若いメンバーが揃っておりそのメンバーたちが、今後、具体的に教えていくというフローのオペレーションがあれば、もっともっと伸びるのではないかという価値をわかっていたので、それができる会社として、XOPさんのベンチャー感や体系化のノウハウ、さらには手を動かしてくれるところにはすごく魅力に感じた部分です。
XOP社に助けられたこと
プロジェクトがガントチャートみたいな形で、明確にどこからどこまでやるというのが決められていていましたが、イレギュラーな出来事にも柔軟に対応していただいたことには感謝しています。プロジェクトにはなかったのですが、弊社にインターン生が来るという出来事があり、その際に「インターン生が来るので準備をしたい」と相談をしたらXOPの方でスケジュールとやることを組んでいただきました。しかしそれは、契約内容には入っていないことだったのです。それでもすぐに対応して助けていただいたことには感動しました。もちろん、他のプロジェクトを動かしながら、それをプラスしてやっていただき、そのことに対してもネガティブな発言や追加費用はなく、前向きにやっていただいたので非常に助かりました。
又、もちろんインターン生が来た時にも、そのスケジュールを組んでPDCAを回して改善点も見つかりました。元となるスケジュール、マニュアルをご準備いただけて非常に嬉しかったです。
成果
期待以上にXOPが成果を出してくれたこと
1つ気づきとして、プロジェクトで開発のプロセス含めすべて整備してマニュアルにしていこうという流れの中で、私(原戸社長)自身でも言語化できていなかったということでした。属人化していることですが、例えば、お客様からは原戸社長に相談すると1言うと10や20くらい分かってくれるから原戸社長に相談するようなケースはありがたいことに言ってもらえるんです。しかし、それが何なのかはあまり言語化できない部分なので、ここで深掘りすれば言語ができるのではないかと思い、挑戦しました。これがとてもうまくいき、インタビューしていただきながらプロセスが明確になりこの場合はこう考えている、この時は、この時は・・・などというようにすべて整備していくと全体的に見えてきました。
これまでは体に染みついて考えなくてもできていたことを言語化することができ、これを開発グループに見せたところ「こんなことをやっていたんですか」「これは意識はしています」「まさかこんなところでやっていると思っていませんでした」などという感想も伺えました。
自分自身、できないと思っていたことができたというのが、一番の期待以上のことだったと感じています。インタビューの中で、どんなことをやっているかと聞かれたのですが、感覚的な解釈「パッて見てシャッとやってこうやって・・・」のような感じで説明するんですが「ではここどうですか」というようにピンポイントで指してくれるんです。要は本人ならではの感の働く場所で、おそらくここを押さえるはずなのではという感じで、「そうだそうだ、ここをこうやっているんですよ」思い出させてくれるんです。今は気にせずやれているけど、昔はすごく意識してやっていたところで、意識していたことも覚えてしまったら徐々に忘れていくことも多いと思いますが、そのような忘れてしまったことまた思い出せたということが良かったなと感謝しています。
プロジェクト全体の総括
1つは棚卸しできたということですが、全体通してすごいよかったなと思うことが、これが一つの大きな組織を強くするであったり、生産性を上げる、大きな事業をやっていくというための一つの大きな枠組みだと知れたというのはすごい大事で、これを繰り返していくこと、ここからがスタートかなと思っています。
これから様々なことをやっていけばどんどん成長していけるし、組織も大きくなり業務を効率化できていきます。ただずっと続けられることことではありません。1年ぐらいは自己流でやれたとしてもおそらく崩れてくると思うので、やはり今後もいろんなところでXOPさんとはお付き合いさせていただきながら崩れたところを見直してもらったりというのは、やりながらビルドしていくことに対しての期待感とこれができるんだというイメージが持てたのがとても良かったと思います。
今後は、いろいろな意味でその土台となるものができてきたと思っているので、これが次にどのように成果として表していけるか、というところが我々の今後の一番大事な部分です。既に出ている部分もありますが、もっともっと多分に出てくると予想していますが、全体的に言えばこれをやることに対しての伸びしろと土台固め、マニュアライズしていくに対してのすごさというのが良かったと思いますし、このようなサービスは今後ないなというのが正直な感想です。
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