2022年11月のリリース以来、世界中で利用されているChatGPT。2023年にはMyGPTsという新機能がリリースされ、利用者が急増したことで話題になりました。
本記事では、MyGPTsの利用料金やChatGPT無料版と有料版の違い、有料版のメリットについて解説します。「MyGPTsの料金が知りたい」「有料版への移行を検討している」という方は最後までご覧ください。
MyGPTsの利用料金
MyGPTsとは、ChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」に登録すると使える機能です。AIチャットを自分好みにカスタマイズできるため、仕事やプライベートなどさまざまな場面で活用できます。
MyGPTsは、ChatGPT Plus以上のプランに登録すると利用できます。それぞれの利用料金は、以下の通りです。
プラン | おすすめの人 | 利用料金 |
---|---|---|
ChatGPT Plus | 個人向け | 月額20ドル |
ChatGPT Team | 個人以上法人未満のチーム向け | 月額30ドル(年払いだと月額25ドル) |
ChatGPT Enterprise | 法人向け | 要問い合わせ |
MyGPTsは、ChatGPTの無料プランだと利用できないため注意が必要です。
ChatGPT Enterpriseは法人向けのプランであり、利用者数に応じて月額料金が変動します。
MyGPTsの料金支払い方法
MyGPTsの料金支払い方法は、クレジットカード、PayPal、Apple Pay、Google Payから選べます。クレジットカード払いで安くなるプランもあるので、料金支払い方法も踏まえたうえで利用するプランを選びましょう。
なお、ChatGPT Plusは月末締めではなく、利用開始日から1ヶ月間の利用料金が請求されます。更新のタイミングも利用開始日になるので、あらかじめ理解しておきましょう。
ChatGPTの無料版と有料版の違い
ChatGPTの無料版と有料版には、以下のような違いがあります。
無料版 | 有料版 | ||
ChatGPT Plus | ChatGPT Enterprise | ||
料金 | 無料 | 月額20ドル | 要問い合わせ |
言語モデル | GPT-3.5(無制限) | GPT-3.5(無制限)GPT-4(50回/3時間まで) | GPT-4(無制限) |
セキュリティ | 個人利用レベル(情報漏洩のリスクあり) | 個人利用レベル(情報漏洩のリスクあり) | 法人利用レベルにセキュリティ強化 |
GPTs管理機能 | なし | なし | あり |
プラグイン | 利用不可 | 利用可 | 利用可 |
Code Interpreter | 利用不可 | 利用可(制限あり) | 利用可(無制限) |
月額料金が高くなるほど、利用できる機能が増えたり、セキュリティが強化されたりしていきます。
有料版MyGPTsのメリット
有料版のMyGPTsには、以下のようなメリットがあります。
- GPT-4を利用できる
- プラグインで拡張機能を使える
- Code Interpreterでプログラミングコードの生成・実行ができる
- 自由にカスタマイズしたMyGPTsを利用できる
有料版のMyGPTsを利用すると、無料版とは比較にならないほど生産性がアップします。
まだまだ成長中の分野であり、今後も続々と新機能が追加されていくと予想されるので、今のうちに使い慣れておきましょう。
まとめ:MyGPTsを活用して料金以上のリターンを得よう
MyGPTsは、利用するのに料金が必要になるものの、仕事の生産性をグッと高める鍵となるツールです。同じ作業が短時間で終わったり、今までできなかったことができるようになったりします。
個人向けのChatGPT Plusでも、月額料金20ドルが必要ですが、有効活用できればそれ以上のリターンを得るのも難しくありません。自分用にカスタマイズしたMyGPTsを駆使して、効率良く仕事を進めていきましょう。
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